にきび,化粧品


化粧品選びのポイント

化粧品などの成分のうち、肌に刺激を与え、何らかのアレルギーを引き起こす可能性のあるものは『指定成分』と呼ばれ、パッケージなどにすべて表示するように厚生労働省によって義務付けられています。

化粧品の成分に注意しよう

にきび肌については、ノンコメドジェニックの処方になっている化粧品がオススメですが、それを使っていればにきびができないというものではありません。この点には注意が必要です。

成分表示をチェック

化粧品の容器には通常,成分表示が記載されています。この成分表示は成分が多く配合されている順に書かれています。

下の表に,配合されているなら避けて欲しい成分を挙げています。今使用している化粧品の中にこれら成分が配合されていないかどうかをチェックしてみましょう。

成分表の前の方に記載されているなら避けたほうが良い成分
アルコール(エタノール) 殺菌力が強く,必要な常在菌のバランスまで崩してしまう。
防腐剤・
酸化防止剤
パラペン,EDTA−4Naなど。
グリセリン 油分の一種。肌を膜で覆って水分の浸透を妨げる。
成分表の順に関わらず避けたほうが良い成分
人工香料・
着色料
天然香料の場合は「香料(天然由来)」と表記される。着色料は「黄(黄色)4」,「赤色504」等と記載されています。
界面活性剤 ラウレス(ラウリル),硝酸Na(ナトリウム)など。油と水をなじませる成分。肌に負担をかける。(詳細は 界面活性剤ってを参照)
ミネラル
オイル
石油から精製したオイル。質がよくないものは肌トラブルの原因に。ただし,洗い流してしまうタイプのクレンジング剤に配合されている分は問題ない。

コメドを誘発する化粧品成分

次に、化粧品に含まれる成分の種類別に、コメド(にきび化粧品 にきびとは?参照)を誘発する率を示したデータがあります。化粧品を選ぶ上で参考にしてください。

油溶性成分 イソプロピルイソステアレート +++
オレイン酸 +++
スクワラン +
シリコン 0
流動パラフィン 0
アボガド油 0
水溶性成分 グリセリン 0
ポリエチレングリコロール 0
プロピレングリコール 0

これらのデータのうち数値が高いものほどコメドができる可能性が高いといえます。しかし、その他の成分との配合濃度などによっては、コメドができにくい製品となっていることもあるので、一応の留意点として考慮しておいてください。

化粧品選びのポイント

にきびができた肌には、基本的には低刺激で、過剰な皮脂を取り去り、さらに肌のバリア機能を向上させる化粧品が必要です。

ただし、低刺激=無添加化粧品とはいえません。無添加とは上に記した『指定成分』が含まれていないという意味ですが、例えば、含まれている防腐剤ひとつとっても、肌に合う合わないといった個人差があるのです。

そこで自分の肌には何が合って、何が合わないかを重点において化粧品選びをする必要があります。

まずは試供品などを使ってみて、肌が赤くならないか、かゆくならないかなど、自分に合っているかどうかをチェックをするのがいいでしょう。

パッチテスト(皮膚試験)の仕方

化粧品が肌に合うかどうかを判断するのに簡単なテストとしてパッチテストがあります。

パッチテストの手順

@腕の内側を石けんなどで洗い,タオルでしっかりと水分をふき取る。
A洗ったところに使用したい化粧品類を塗り,12時間放置する。

※10円玉程度の大きさに薄く塗り,自然に乾燥させます。
※皮膚試験をした部分は水で濡らしたり,こすったりしてはいけません。

B塗布した部分に異常がないかを確認する。

にきび化粧品12時間以内に異常がなければ,安全に使用することができる化粧品です。
にきび化粧品パッチテストの結果,発赤やかゆみ,発疹などの異常があったものは,自分の肌質に合わない化粧品です。使用はやめましょう。

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