にきびはなぜ再発しやすいのか?
にきびの特徴の一つとして再発しやすいことが挙げられます。一度収まったと思ってもまた同じところに出来るので、完全に治すのには時間がかかってしまいます。
にきびが再発しやすい理由とは?
にきびは面皰(めんぽう:コメド)や初期の丘疹(きゅうしん)(にきびとは?参照)が10個以下では、軽症でこの場合にはあまり再発は起こりません。
再発しやすいのはそれらが10個を超えたときです。しかもあごや頬などの限定した場所に10個以上のにきびが集中すると、それだけで周辺の血液循環が悪くなります。
またニキビの炎症部やその周りには、活性酸素(にきびの原因2参照)やそれによって参加された過酸化脂質がたくさん集まります。肌にとって非常にニキビのできやすい環境となってしまうのです。
毛穴も関係する?
にきびとは?で述べたとおり、にきびは毛穴にできます。この毛穴同士は0.5〜1oの間隔で隣接しています。
にきびの原因は、この毛穴が角質で狭くなってしまうことですが、一つの毛穴にニキビができて腫れると、すぐ隣にある毛穴を圧迫します。
すると正常な毛穴でも入り口が狭くなり、皮脂がたまってきます。しかも炎症を起こした毛穴の周囲は活性酸素が集まってきます。
この活性酸素によって、毛穴の皮脂がどんどん酸化されてしまうのです。このことから一つのニキビができると、その周りには次々とニキビができてしまうのです。
またニキビが集中しているほどニキビは悪化し、周囲に広がっていきます。
炎症が治まったと思っても。
にきびの炎症が治まったと思っても、油断は出来ません。ニキビ跡のくぼみや赤みが残っていると、にきびは再発しやすいのです。
ニキビ跡のくぼみは、皮膚の構造が崩れ、正常な組織を形成していない状態といえます。
形が崩れていると周りからの圧迫を受けやすく、毛穴の出口も狭くなってしまいます。そこに皮脂が詰まり、にきびができやすくなるのです。
皮膚の赤みはもっと危険な状態です。これは炎症の残りで、その部分の血管が広がり、古い血液がたまっている(うっ血)ということです。
これでは細胞に酸素や栄養分が十分に行き届かず、刺激に対しても反応が鈍くなってしまいます。
こういった皮膚にちょっとした刺激などで異常角化が起こると、通常より増してにきびになりやすくなります。
ですから、炎症が治まったからといって、すぐにニキビ治療を止めるのではなく、赤みが完全にひくまで、またにきびの痕跡がなくなるまでは治療を継続しましょう。
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